割合だけでは顧客数が分からないので、具体的な数でみてみます。

2021年~22年にかけて、A社には60万人、B社には40万人、購入された顧客がいました。

これが1年経過して、この顧客がどれだけ再購入してくれたかを見ると・・・

A社は40万人、B社は20万人
割合として、A社が66%、B社が50%

両社の違いは、過去の顧客に再購入頂くCRM施策の成果の違いが大きいのです。

ちなみにB社の顧客減少は3年前から起きてました。

前年顧客の再購入率が低いので、新規を入れても翌年購入されずに稼働顧客が減少していく負のスパイラルとなっています。

逆にA社は、既存と新規で同年同様の稼働顧客を維持し、復活顧客分が+されることで稼働顧客数が増えます。

顧客維持率が高いので翌年も同等の顧客数が維持でき、顧客数が右肩上がりになります。